SH+ONE6月号に取り上げられていて、気になった新潟県の“ドワーフ”。北欧スタイルやカリフォルニアスタイルにこだわった注文住宅を展開する別所材木店のブランド。
建材の仕入れで実際に北欧を訪れた時に人の生活に密接した豊かな注文住宅に衝撃を受けた社長の別所氏。「北欧で暮らす家」を商品化し、販売を開始。板材や建具は北欧から輸入設備や家具はIKEAとコラボレーション。同時期に倉庫を改造して、モデルルームを北欧雑貨を販売する店舗もオープン!相乗効果で地元で人気に。次第に、家具や室内に飾るアートまで全てスタイリングするように。
北欧スタイルの実績を経て「ホンモノ志向の人にはこだわりまくったものの方が喜んでもらえる」と北欧と同様に以前から大好きだったカリフォルニアスタイル「西海岸の風とくらす家」を商品化。アメリカ西海岸のサーファーズハウスのテイストを取り入れたもので国内でも人気になってきているスタイル。カリフォルニアスタイルにはエイジングのテイストが欠かせないが、材木屋ならではの古材のストックも活用。
住宅本体ではなく外構から家具、雑貨、アートまでトータルに手がけること。その細部にまで及ぶこだわりが世界観を生んでいる。トータルの世界観を確立することの最大のメリットは「暮らしや趣味にこだわる人たち(顧客)」が自然に集まってくることと家造りの大部分を任せてもらえること。家ができあがって施主が好きな家具や雑貨などを集めてみても「思っていたようにならない」場合もある。「任されるプレッシャーはすごく大きいけれど、任せてもらった方がお客様がイメージしてた家を手に入れられるという自負はある。センスと腕の見せ所で、やりがいもある」と別所氏。
素晴らしい。何が素晴らしいかって、住宅だけでなく室内のしつらえまでスタイリングしてくれるって素晴らしすぎる。「こういう家具が欲しい、どこで買えばいいの」「可愛いと思って買ったけど部屋には似合わなかった」「あれ、北欧ってこういうことだっけ??」インテリアのスタイリングは誰でも気軽に行えるけど、その分センスがかなりハッキリと露呈するのでめちゃくちゃ難しいっ!結局、まとまりのないインテリアになって「なんか違う」と思った人もいると思う。家づくりをプロに任せるのは当然、外構をプロに任せるのも当然、インテリアのスタイリングもプロに任せても、むしろ、プロに任せたい!
「素敵だ~~」と声がでてしまうような施工例の数々も必見! ドワーフ