インテリアグリーンのある暮らし。観葉植物の置き方ポイント

「インテリアコーディネーターと暮らしを考える」をテーマにICA関西が毎月主催しているセミナー。今回は「インテリアグリーンのある暮らし」(講師:東美恵子氏)でした。

インテリアグリーンの効果は植物のもつフィトンチッドによるリラックス効果、有害物質を吸着・分解する効果、マイナスイオン濃度の上昇(マイナスイオンがプラスイオンに比べ1.2倍ほど高い方がリラックスできる)目の疲れを癒やす、大脳皮質の活性化など様々な効果があるのは周知の事実。インテリアグリーンの代表格はやはり鉢植えの観葉植物です。観葉植物を置く時のポイントと不動の人気の観葉植物を講師が教えてくれたのでまとめてみました。


●観葉植物を置く時のポイント●
鉢カバーはインテリアと合わせること!大きな家具(ソファやチェスト)の色と合わせるなどインテリアに調和するような鉢カバーを選びましょう。植物は陽を求める性質なので鉢をたまに回転させまんべんなく陽に当てる必要があります。エアコンの風が直接当たらない場所に配置しましょう。風が直接あたると枯れや変色の原因になります。葉が壁に当たらないようにしましょう。葉が壁にあたっているとそこから葉が割れて茶色く変色します。鉢のサイズの3倍くらいの空間が必要なので、床の余白で判断するのではなく空間を考慮し、スケール感を把握して選びましょう。


●人気の観葉植物ピックアップ●

ドラセナ

画像引用元:Hanazakari
40種以上の種類があるドラセナ。大きなものから小さなものまで幅広いサイズがあるので床置にもカウンターなどに置くのにもピッタリです。


フィカス・ウンベラータ

画像引用元: 観葉植物のパーフェクトグリーン
人気沸騰中のフィカス・ウンベラータ。葉っぱがハート型で愛らしく幹の曲線も個性的。葉が大きく葉にホコリがたまりやすいのでこまめに拭く必要があり。葉っぱが汚れてしまうと光合成できないので、元気がなくなってしまいます。


パキラ

画像引用元:Gardening naturally with claudia
こちらも観葉植物の定番中の定番。良く見かける幹がねじってあるタイプのものは上で葉がとても増えるため、剪定の必要があります。根が浅いため水耕栽培もでき、ハイドロカルチャーでも育てられるので土植えがイヤな人にはオススメです。


オーガスタ

画像引用元:ROOM CLIP aaaaami さんの投稿
個性的な雰囲気を持つオーガスタ。1m~1.5mほどの高さのものがスタンダードで1鉢で見栄えします。リゾートっぽいイメージで籐家具などによく合います。こちらも葉っぱが大きめなのでこまめにホコリを拭いてあげましょう。


サンスベリア

画像引用元:イイナハドットコム
NASAが実証したエコ・プラントとしても認定されたサンスベリアは高い空気清浄効果があります。
次回は観葉植物を元気に長持ちさせる方法のポイントをご紹介します!