大人気のグリーンショップthe FARM UNIVERSAL大阪のガーデンデザイナーさんに「お客様によく提案する植栽・グリーン」をお聞きしました。ぜひ、ガーデン設計やリガーデン・植物の植え替えの参考にしてください!
【教えてくれた人 坪根 諒平さん・真鍋 廣亜貴さん・中嶋和幸さん】
リュウコスペルマム
南アフリカ原産。オーストラリアでも多く栽培されています。起毛質感の銀葉がとてもユニーク。特徴的な形の花は個性的かつ装飾的で地植えにしてよし、切り花にしてよし、ドライフラワーにしても楽しめます。植える際は、霜に弱いので軒下など植える場所にはご注意を。
セルリア・フロリダ
南アフリカ原産の植物。とても繊細な花弁と淡く甘い色合いが人気です。故ダイアナ妃の挙式の時のブーケのお花でもあります。日光をとても好むので日当たりのよい場所が最適。多湿に弱いため、水はけのよい場所で育てましょう。水が直接、花にかかってしまうと花が枯れてしまう恐れが!水やりの際は注意が必要です。
ウエストリンギア
別名オーストラリアン・ローズマリー。葉も花もローズマリーによく似ていますが香りはありません。人気のある庭木の動向としてシルバー系のリーフや斑入りの美しい葉が人気なのでウエストリンギアも重宝されています。比較的丈夫で虫がつきにくく、耐寒性もあるのがポイント。生垣やグランドカバーなど美しく他の庭木を引き立たせてくれます。
シイモチ
個性的でワイルド植物は依然人気ですが、雑木の人気もまた再燃しつつあるとこのこと。シイモチは横に広がらずに上へと伸びるのですっとしたスリムさを保ちつつ、葉が丸みを帯びているので柔らかい雰囲気で、使いやすい樹木だそうです。
メラリウカ
前編で紹介したカッパーブロウもメラリウカです。小さく細い葉の形がガーデンデザイナーの間で人気。「抜け感」が出せるので小さく細い葉の植物は人気があるのだとか。ファッションだけでなくガーデンも抜け感が大事なんですね。
山椒
小さめの葉っぱとスラリと伸びる枝が可愛らしい雰囲気の山椒の木。寒さには強いですが直射日光には弱いので半日影で育てましょう。雌の木の場合は6月の梅雨入りの頃に山椒の実がなります!収穫後、冷凍しておけば翌年まで保存できるそうです。
これから多くの樹木は成長時期に入るので、植え替えがしやすい時期でもあります。ぜひ、お気に入りの庭木を見つけて庭をアップデートしてみてはいかがでしょうか?