低木を自分で植えてみるなら!-環境・樹種編-

◆低木類をシンボルツリーと合わせる場合

シンボルツリーをぽんと一本植えるよりいくつかの低木と組み合わせるとよりボリュームが出るのでオススメです。その場合は奥行き感を出すために低木を奥に植えましょう。

南側の庭ならば、太陽の方向へ向くので花実がつくものがおすすめ。東向き・西向きの庭には日陰に強いものを選びましょう。
ここでポイントなのは庭が南向きだからといって日陰に弱い植物をチョイスしてしまうと、低木や草花が高木のシンボルツリーの陰になってしまい弱ってしまうことも…。シンボルツリーの陰がどう落ちるのかも考慮して、周辺に植える低木や下草類はチョイスしなければなりません。


家と塀の距離がなく小さい庭の場合、下草を地植えするのが難しいかもしれません。その場合は背の高めの鉢植えを設置すると奥行き感がでます。


◆花がきれいな低木

低木の魅力はやはり草花では出せないボリューム感と立体感。特に花をつけるものは鮮やかで彩りも感じられるのでオススメです。

アメリカアナベル(あじさい)初夏に咲くまあるい形が特長。

画像引用元 日本植物パテント

シャクナゲ ひらひらの花びらが華やか!

画像引用元 園芸ネット

バイカウツギ 可憐な白い花が爽やかに咲き誇ります。

画像引用元 ガーデニングの図鑑


◆葉のキレイなカラーリーフ低木

花の時期だけではなく通年、美しい色を楽しみたい方にはカラーリーフ系の低木がおすすめです。

プリペット レモン&ライム 鮮やかなライムイエローが庭を明るく彩ります。

画像引用元 植木ペディア

ウーリーラベンダー 最近の流行。もふっとした質感の葉っぱを楽しむラベンダー。

画像引用元 Greensnap

ツリージャーマンダー シルバー系の葉が美しく、クリオネに似た形の紫の花もかわいい!

画像引用元 育て方ボックス

ヒペリカム ゴールドフォーム 黄金色の葉。季節によって色が変わる!

画像引用元 QZ-Plants


低木とはいえ、成長すると割と幅をとります。成長を見越して植える位置も決める必要があります。剪定がめんどくさい場合はなるべく成長率の低い低木を選びましょう。