2020年1月、第10回目となる「リックパースコンテスト2020」を開催。今回も全国のRIKCADユーザーおよびRIK製品をご利用頂いている皆様から数々の力作をご応募いただきました。
今回はRIKCADを駆使し、パースの美しさはもちろん、施主への提案を前提とした表現（生活空間とのつながりを重視した表現、現場写真との合成パース等）、CADだからこそ可能な表現・テクニックを競っていただきました。また、審査ポイントは“パースの見栄えの良いアングル”“立体感のある陰影表現”“遠近感のある演出効果”“質感の表現”“オリジナリティ”の5つ。その審査点をクリアして受賞したパースにあふれる、マネしたくなるテクニックやアイデアをご紹介します。
総合大賞グランプリ 【滋賀】Camomille（カモミーユ） 井上 周子
【作品名】Sweet small patio garden
：審査員講評：塀際のライティングとラグや床に落ちる微妙な影の効果で上品さがあり、のぞき込みたくなります。ソファや小物の陰影も絶妙です。右手前の塀に落ちる植栽の陰影は、手前の床や遠景の植栽の濃淡のコントラストで、大変素晴らしいです。（松下 高弘）
エクステリア大賞 【静岡】中部建商株式会社 佐野 貴亮
【作品名】透かしと浮遊間が交わる別邸
：審査員講評：自然の中に佇む別邸としては、直線的なデザイン、存在感あるウォールなど一見ハードな建築のようですが、ゲート、縦格子・透かしブロック・キャンティステップといった仕掛けが抜け感をつくり「透明感」「浮遊感」としてセンス良くまとめられています。植栽のセレクト・表現もとてもフィットしています。（福元 敬子）
ガーデン大賞 【北海道】有限会社ビークリエイト 米田由美子
【作品名】黄昏時のガーデンルーム
：審査員講評：青紫からピンク、黄色のグラデーションの夕焼けは雰囲気がよくでています。柱や梁、サッシのフレームは真っ暗にしているところはコントラストがよく、逆光効果が抜群です。屋外の樹木の高さと配置が絶妙で、構図がいいですね。（松下 高弘）
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