自然素材への「こだわり」が「つながり」を生む好循環!

クローバーガーデンの「自然素材」へのこだわり。 そのこだわりからガーデンショップを運営し、エクステリア工事の潜在顧客を獲得。 こだわりが繋がりを生み、さらにリピート顧客に繋がる その創意工夫とは…。代表取締役の稲田博文氏にお話をお伺いしました。

RIK
 ショップをオープンされた当初は「入りづらい」という声があり客足があまり伸びなかった、というこことなんですが…。 
稲田
そうですね、「入りづらい、敷居が高い」と言われて客足が伸びなかったんです。そこでガーデン雑貨や花苗の販売もおこない、さらに「105円花苗」など誰でも気軽にグリーンを楽しめるような企画販売コーナーも登場させ、地域の人に愛される「地域密着型」のショップ運営を目指しました。 
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RIK
確かにさっきから地元のマダムと思しき方々が続々と入店されて雑貨などお買い求めになられてますね。 
稲田
すぐにエクステリア設計施工に繋がらなくても「潜在顧客」としてクローバーガーデンに関わっていてほしいんですよね。もう一店舗のショップ(※武蔵村山店)は見た目にもこだわり、少し他社とは違う展示場にしました。「この店、なにかな?」と通る人の好奇心をくすぐるような「店づくり」を目指したんです。お客様がショップから受けるファーストインプレッションを大事にして行きたくて。  
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RIK
ショップ以外の集客方法はどのようにされているんですか? 
稲田
まずは自社のサイトから30%、雑誌(新居日和)・DMなどで30%、ガーデンプラットなどの登録系webサイトからが5%くらいかな。残りの35%はショップの通りがかりのお客様や口コミで来店されるお客様が多いです。二期工事、三期工事へのリピート案件も多いんです。 どうしても予算を超えてしまう場合でも一度は完成形のプランを提案して、一期工事は予算内でできる範囲の工事で終わります。するとお客さんも完成形を見ているわけなので「お金貯まったので次の工事お願いします」と言ってもう一度来てくれる場合が多いです。 
RIK
それはすごいですね。お客様をつなぎ留めておくための得策などがあるんでしょうか? 
稲田
三か月に一回、OB顧客向けに季刊誌を発行し発送しています。その季刊誌の中で顧客参加型の「ガーデンフォトコンテスト」やクローバーガーデンのショー参加のレポートだったり、シーズン毎の特集が組まれており読み物として面白く仕上げるように努力しています。顧客がうちから離れないように、うちを忘れないような仕掛けをしていきたいなと思っています。 
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RIK
プランを拝見して感じたんですが「自然素材」がふんだんに取り入れられていますよね。それは全スタッフの共通の認識として、そうなんでしょうか? 
稲田
デザインはデザイナーの個々の個性に任せているんですが、「クローバーガーデン」の特色である自然素材を利用したナチュラルで優しい風合いというキーワードは全員共通で意識していますね。パースはRIKプレゼンのレタッチを使用してナチュラルに仕上げるようにしています。
造園出身なのであまり金物は好きじゃないんです。『いいものを作ろうよ』という意気込みで始めた会社なので、コンセプトにこだわって作っていきたい。有難い事にその細かくて面倒くさい事に対応してくれる職人さん、ナチュラルなプランニングが好きなプランナーなど、クローバーガーデンのコンセプトにマッチしたスタッフが集まってくれて同じ方向性でやっていけているのが強みだと思います。金物でも、ガーデンルームなどコンセプトに合致するものは使います。柔軟性を大事にしながら、よりプランニングに磨きをかけていきたいと思っています。 
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RIK
なるほど。関わる全ての人の共通理解が深いから、素敵な仕上がりになるんですね。アフターメンテナンスなどはどうされているんでしょうか。 
稲田
アフターメンテナンスは期限を設けず基本的に無料なんです。改修工事にならない限りはパッと直すようにしてるんです。保障期間も設けていますが、期間が切れても材料費や部品代は頂きますが基本的に工賃などは無料ですね。今まで気にした事なかったんですけど、お客様にとってはいいサービスなんだなと改めてスタッフ一同で認識しまして。その早いレスポンスやパッと直せる理由も、あまり金物を扱ってなく自然素材だから、というのもあるかもしれません。植栽のメンテナンスなどについては単価などを決めて明確化しようと思っていますけど。 
RIK
そんな大サービスをしてメリットはなにかあるんでしょうか? 
稲田
やっぱり高い評価、評判に繋がるのではないか、と。大事にしたい顧客様との縁、そして口コミでまた新しいお客さんに出会いたいと思います 。植木も左官もブロックも何でもこなせる人材を育んできたので、アフターメンテナンスの対応が早いという強みは、スタッフの能力の高さにあると思っています。 

■株式会社クローバーガーデン■
住所:東京都武蔵山市神明3-136-3
電話:042-565-3446
公式サイト:http://www.clovergarden.co.jp/