2016年4月よりスタートしたリフォーム版の長期優良住宅認定制度。その認知度と利用意向のアンケートが新建ハウジングに掲載されていましたので抜粋してご紹介します。
リフォームを検討している人へこの認定制度を知っているかアンケート調査をしたところ…
リフォーム計画あり(1980年以前築)
おおむね内容を理解している 16% / 聞いたことはある36% / まったく知らない47%
リフォーム計画あり(1981年以降築)
おおむね内容を理解している 23% / 聞いたことはある33% / まったく知らない43%
4割以上の人が「知らない」という結果に。内容を知らない人と合わせると7割以上が内容を知らないという結果に。知らずにいたらもったいないような気もします。
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、インスペクション(建築士による建物調査)、性能の向上を図るリフォームや三世代同居等の複数世帯の同居への対応に資するリフォーム、 及び適切なメンテナンスによる既存住宅ストックの長寿命化の優良な取り組みに対し、国が事業の実施費用の一部を助成するものです。認定されると最大で200万円の補助金がでます。しかし期限があり、工事着手期限が2017年3月31日、工事完了報告を2017年の12月1日までに提出しなければいけません。
補助対象工事になるのはこちら!
(1)特定性能向上工事
以下の性能項目の基準を満たすための性能向上工事
a.構造躯体等の劣化対策 b.耐震性 c.維持管理・更新の容易性 d.省エネルギー対策
(2)その他性能向上工事
(1)以外の性能向上工事
・外壁、屋根の改修工事 ・インスペクションで指摘を受けた箇所の改修工事 ・バリアフリー工事 ・環境負荷の低い設備への改修・一定水準に達しないc,dの性能向上に係る工事 等
(3)インスペクション費用等
インスペクション・履歴・維持保全計画等に係る費用
(4)三世代同居改修工事 調理室・浴室・便所・玄関の増設に係る工事
※ただし、工事完了後、いずれか2つ以上が複数か所あること
該当するリフォーム工事を検討中の方はぜひ、期間中に認定して補助金を使って快適なリフォームを!